校長 大野 芳樹

松蔭高校に着任し、2年目を迎えました校長の大野芳樹です。いつも本校のホームページを御覧いただきありがとうございます。
松蔭高校は、1940年に誕生し、今年度創立78年目を迎え、約三万人の人材を
世に送り続けてきた名古屋市内でも有数の歴史を誇る伝統校です。校訓”磨く、拓く、翔く(みがく、ひらく、はばたく) ”のもと、千人あまりの在校生は日夜、勉強に、部活動にと、文武両道を目指して頑張っています
本校には数多くの運動部・文化部があります。その中でもサッカー部、ハンドボール部、陸上部、和太鼓部、書道部は全国大会出場経験を持つ伝統ある部です。とりわけ和太鼓部は、昨年度の総文祭(全国高等学校総合文化祭)の郷土芸能部門において伝承芸能部門21校、和太鼓部門36校の57校が出場する中、華やかな舞台を繰り広げ、昨年に続いて2年連続の全国大会出場を果たしました。全国大会では優秀賞・文化庁長官賞を受賞して、悲願の国立劇場公演を果たしました。今年度も長野総文祭に出場が決まっています。また書道部も長野総文祭に出場することになっています。さらに男子サッカー部、女子サッカー部、男子ハンドボール部、男子ソフトテニス部、女子テニス部、体操部(男女)、陸上部、将棋部など、どの部もお互いに切磋琢磨して全国大会を目標に頑張っています。
学習面においても、進路実現に向けて、授業後に教室や図書館に残って黙々と勉強に励んでいる姿が見られます。毎年国公立大学や有名私大に多くの合格者を出すなど松蔭高校は活気に満ちあふれています。
 このような本校生徒の頑張りもあり、今年の高校入試も昨年以上に多くの志願者がありました。県内の多くの地域の中学校から入学しています。この松蔭高校の人気に、私ども教職員は嬉しい気持ちと同時に、大変な責任を感じています。今後も地域、保護者、中学校などから信頼される学校であり続け、その期待に応えるべく最大限の努力をしていかなければと一層決意を強めているところです。
話は変わりますが、これからの変化の激しい時代について、今の生徒が必ず直面する課題としてシンギュラリテイ(技術的特異点)があります。これは今話題のAI(人工知能)が人類の知能を超える転換点または、それがもたらす世界の変化のことをいいます。
今、世界では、科学技術の急速な発達により、将来AI(人工知能)やロボットなどが人間の知性や能力を超え、社会のあり方や人類の存在意義に大きな変化を余儀なくされるという転換期が、2045年頃に到来すると考えられています。この2045年頃には、多くの仕事がAI(人工知能)に移行していくと思われます。シンギュラリティの時代の到来は間違いないですが、そのときに求められる力は何かということを念頭に、これからの時代を生きていかなければなりません。
しかし、どれだけAI(人工知能)が進化したとしても、人間だけが持つ人間力を学校教育で身につけることが求められていきます。そうしたことからも、常に国の動向を注視しつつ、不易と流行をうまく融合させながら、時代に即した力を本校の生徒にも身につけさせていかなければならないと感じています。
これまで同窓生や地域の皆様方、そして中学校の温かい御支援に支えられてきた本校が、今後も「選ばれ、信頼され、愛される松蔭高校」としてさらなる応援をいただけるように教育の充実・発展に努めてまいりますので、より一層の御理解と御支援を心よりお願い申し上げます。   


校長挨拶